テストが終わってから反動のように本を読みまくってます。十二国シリーズも読み直した。これはその中の一つ。異界にある十二の国の興亡が短編で描かれているが、表題ともなっている短編、華胥の幽夢は小説として魅力的であると同時に、読みようによってはかなり社会的にするどいと思う。…「責難は成事にあらず」。批判することだけで何かを成した気になってはいけないんだと、自分を省みさせられる。

 今日は本をたくさん(でもないけど)買いました。明日から帰省するので、新幹線の車内で読もうかと思って。でももう一冊は読んでしまって、二冊目突入。
 北村薫の円紫さんシリーズの主人公「私」は、「水を飲むように本を読む」という表現をされていたけど、本質的には私もそうかも。中学高校のころから、勉強していて休憩、というと本を手にしていた。親には「それじゃ休憩にならないでしょ」とたしなめられたけど、私にはそうじゃなかったから。「夏休みは一日一冊本を読む!」とかいう目標は、私にとっては毎日遊んでいいですよ、といわれているようなもんでそれをいいことに小説ばかり読んでた。今もその精神は健在。お金があるなら、本屋さん一軒まるごと欲しい。

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Ume

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