有名な古典的名作ですね。今の私から見ると、名探偵全盛の時代の作品にここまでアンチミステリの要素が強いのがひたすらすごいと思いますが。
 ひとつの事件に六人が六通りの推理をして、どんどん推理がひっくり返されていく多重解決もの。通常のミステリではたったひとつの解決がつくのがお決まりでもあり、そこが醍醐味でもあると思うのですが、その解決に至るにはいかに探偵に(作者に)都合の良い展開なのか、ということをこれでもかと書いている感じです。

 ただ、いかに犯人が疑われないで被害者に毒入りチョコを食べさせるか、というトリックの小説をもし書こうとしたら、「チョコを使ったトリックってのは、毒入りチョコレート事件でいろいろやられちゃってるから・・・」って二の足踏みそうな感じもしますね・・・

 っていうか私、こんなに本ばっかり読んでて国試ダメかも。なんせ「テストは目指せぎりぎり合格!もっかい勉強するのはイヤだから追試にはかからないぞ!」をモットーにやってきているので、かなり知識に穴が・・・
 マーカー用の蛍光ペンをすごい勢いで消費して勉強してますが・・・この間売店で同じ色の蛍光ペンを四本つかんでレジに向かったら、並んでた女の子たちにジーッと見られてしまいました(><)ほんとにすぐなくなるんだってば!!
 

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Ume

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