不思議な世界観の小説。私の語彙ではうまく言い表せないけれど、日常の出来事から謎を解いていくスタイルなのに、どこか非日常の雰囲気が漂ってくるように感じてしまう。奇妙な非現実感がありました。でも決して嫌な感じではない、どっちかというと心地よい感じ。

 自分がいかに日常身近にあるちょっとした風景を見逃しているか、というか見る余裕すらない生活を送っているのかということをしみじみ感じてちょっとイヤになる。土日も半分以上は仕事場にいました。

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Ume

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