三連休の前二日は待機のため、遠出できず。
 仕事に行こうかとも思ったけれど、部屋の壁を工事しているため断念。

 ということで、資料の論文をあさったり、読書三昧でおうちにいました。

 「イノセント・ゲリラの祝祭」もはやミステリではなく、フィクションの形を借りた作者の主張、というかんじ。まぁ、医療関係者が読むと内輪ネタみたいで面白いけれども、「現状はこんなんなんですよ」っていうところはさりげなくノンフィクションなところが怖い…

・病理解剖には予算がつかないから、一体25万円の費用は病院持ち出し。
・予算の付かないタダ働きなのに、厚労省は、病理医に解剖後の掃除もしろと言っている。
・病理解剖は赤字→病理医は雇いたくない→病理医減る、これは国策。
・でも病理医が減ると、組織診断が滞るから結果として治療に影響するのに…

 なんだか現役病理医である作者の怒り爆発で、悲しいを通り越して笑えます。

 でも、非日常の世界に遊べるはずの読書の時間に、医療系ネタを読んでしまったことを反省。この次に読んだ椹野道流の「無明の闇」は医療系だけど、法医学+オカルトの非日常だったので楽しかったです。

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Ume

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